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基礎データ
購入/レポート日 2004年6月7日(月) 見た感じ
名称 NIKWAX
Loft TECH WASH(ニクワックス テックウォッシュ)
TX.DIRECT Wash-in(ニクワックス TX.ダイレクト ウォッシュイン)
入手場所(金額) ICI石井スポーツ@神保町(\756,\1,134)
お気に入り度 ★★★
備考 レインウェア、カッパなどの超強力撥水加工、防水加工に!
GARRRR2004年7月号にて発見!翌日購入!
当日早速試すのです!

注意以下の情報は無論、主観です。同じ結果が得られる保証なんてするはずがありません。
使ってみましょう
月刊GARRRRの製品紹介で見つけたこのNIKWAX。その性能はすさまじいらしい
今の東京は、入梅した直後で、毎日が
雨雨雨なのであります。北海道生まれの道産子、むらともに雨が降り続くという概念なんぞ、到底なかったわけで、困惑した日々を送っております。
で、雨だからと言ってバイクに乗らんわけにもいかず
(まぁ、乗らなきゃ乗らないでいいんだけど)雨具を着込んでバイクにまたがるわけですね。俺は人ごみが大嫌いなので、雨の日こそむしろ店が空いて買い物がしやすいと( ̄ー ̄)
でもね、いくら
撥水、防水のレインウェアも、着つづけるうちにその能力はどんどん落ちていって、気づいたら全身ビッチョビチョで走っていたりするわけなんですね。そういう場合に、レインウェアを買い換えるお金もなく、ただ気を紛らわすためにだけウェアを着込むと。そんな生活イヤだイヤだ。
と、いうような同じ悩みを持っている
そんなあなたにこのNIKWAXです。
この製品にはいくつか種類があるんですが、今回購入してみたのは
TECHWASH(つまりは洗剤)とTX.ダイレクトウォッシュイン強力防水剤)です。
自ら強力と豪語する、その能力はいかに!
っつーことで、早速もう能力の限界に達している
バイク用レインウェアに使用してみました
そして今回はなんと!!もう一着、まったく以って防水なんてことは考えられてない、
ナイロン100%のウィンドブレーカーにも使用してみたですよ。
使用前
と言うわけで、比較をするにはまず使用前の状況をしっかり見てみる必要がありますねぇ
早速濡らしてみましょう。今回塗らしたのは次の3つ
 ・レインウェア上
 ・レインウェア下
 ・ウィンドブレーカー

←本来、撥水能力抜群のはずのレインウェアが、


ジャーーーー  →




あっという間にビショ濡れ三兄弟

まずは洗いましょう
まずはLoft.TECHWASHを使用して、洗ってあげます。
水20Lに対しキャップ3杯分の150ml=容器の半分。つまり2回洗うと終了です(T-T)
ちなみに、これだけの量でウェア2着くらいまで洗えるらしいのですが、どう考えても水が少なすぎました。ので、オレは
必死に洗濯機と格闘です。




アーンパーンチ









液体は透明で、なかなかいい泡が立ってくれます。
んが、後になって後悔。パンチはやめましょう。手がカサカサです。
容器の裏書には手洗いの表記もありますが、いい子のみんなは
ケチらずに普通に洗いましょう
おかげで俺の手は、撥水加工!!
(ウソ)






ジャジャーン。というわけで洗濯完了です。ごらんの通り、今はビチョビチョです。
これがこれからどう化けるのか、楽しみですねぇ。ウシシ
撥水加工をしよう!
さて、本番です。こっからが注目の撥水加工!NIKWAXの本領発揮です。(の予定・・・)
パッケージ裏面より商品説明を引用すると
 
本商品は通気性を確保し、強力撥水を施します。
 一度処理をすると丈夫な為、数回の洗濯に耐えて効果を持続します。

んー。なんとも頼もしい。使い方は至って簡単。これまた
洗濯機に投入するべしするべし。するべし。
液体は白色をしていて、
においは木工用ボンドに似た感じ。ホントこんなもん投入して大丈夫!?と思うような感じッス。
レインウェアが乾く間に、ちょっぴりいたずら心。
できたらすげーべ、ってかできるわけねーべといろいろと妄想しながらも、
撥水ティッシュなんてできないのかな?と、早速浸してみた。んで、乾燥するべし。

で、乾燥しました。

見た目は、フツーーー
に一度濡れたティッシュです。
ナンダヨー
ぜんぜんカワッテネーヨーーー (--)

と、思いましたともこの時は。


あなたは、ティッシュで水をすくった事がありますか!?


私はあります!!
ほらっ!!(分かりづらいけど・・・。クリックしてね)


なんてことだ、、NIKWAXってやつは。
ティッシュで水をすくえるほどの撥水力だったとは。。。これは期待だぜ!
というわけで、早速、乾燥したレインウェアに撥水加工だぜィ。

このTX.ダイレクトウォッシュインはテックウォッシュよりも若干量が必要らしい。んー、1000円ちょっとを一回か。
ちょっぴり悩む値段ですね。というわけで、洗濯機回避で手洗い方式をとる。ウチには9リッターのバケツが存在しているので、そいつを使うことにした。

バケツにレインウェアを突っ込み、9リットルのお湯(お風呂並)と約2杯のTX.ダイレクトウォッシュインを入れたげる。
バケツいっぱいの白濁液にウェアを、一生懸命漬けて揉んであげる。
30分くらい、もみもみしながら、まんべんなく液体が生地に行き渡るよう、やさしくやさしく、揉んだげる。この段階で、やっとホントに撥水加工ハンドの完成です。







←30分つけた結果がコチラ
テッカテカのグッショリです。心なし、表面に皮膜ができたような気がするのは、先入観だと思います。

さて、あとは乾燥を待つのみです。
時に梅雨の時期に除湿機はいいですね。
外で干せないからどうしても生乾きのにおいがこびりつく。乾燥機は高いし〜と思いながら某ビックなカメラを散策中に見っけました。買って正解の家電でしたよ。


試しましょう!!
というわけで出来上がりました、この撥水加工済み三兄弟。
見た感じは、
若干表面に光沢が出た感じがしますかね、気のせいですかね。
感触はあきらかに違います。ツルって感じです。
また、一番気になったのは、その匂い!上でも触れましたが、
木工用ボンドの匂いがほのかに漂います。まぁ、オレはこの香りは好きなので無問題。

さーてね、そんではですね、早速お待ちかねの撥水テストでもしてみましょうか。

まず先鋒!
ラインウェア(上)!!
ウッス。

ビシャ〜〜

「お、おおお!?」


先生、はじいてるよ。
水溜りができました。
ばっちりのようですね。

はしょりますが、
撥水バッチリ!です。


防水性なんて無関係だった
単なるウィンドブレイカーまで、撥水しまくりです。めちゃめちゃ水玉の似合うナイロン生地になりました。
(↓押すと大きくなる写真)

もう正直たまりません。
始めはあんなにダメな子だったのに、NIKWAXというすばらしい相棒を見つけたばっかりに、こんなにいい子になりました。

んが!
んがんがんが!

そうも
いいことばっかりは続かなかったのであります。
やっぱし
水滴が付着した状態で放置していたら、いつのまにか染み込んでましたね。トホホ。

ま、元はウィンドブレーカーだからしょうがないでしょう。

ですが、
残りの2つは違います。さすがもともと雨合羽。ほぼ完璧な撥水状態を保ってくれました
期待通りですヨ。まじで。
総括
というわけで、いろいろ試した(?)わけですが、
使用感としては洗濯するだけと、チョーお手軽。そんだけで撥水効果が復活し、しかも水をすくえるティッシュが作れる。

 ・使用はお手軽♪

大体1着あたりの処理コストとしては500円ほどなので、クリーニングに出して撥水加工を頼むよりも断然お安く済むわけですね。しかも水をすくえるティッシュが作れると。

 ・コストは500円くらい♪

さすがに防水能力がないものを完全な防水ウェアにする能力はありません(ただし、初期撥水能力はチョー優れてます。)が、もともと防水のものを再処理するにはとてもいいです。レインウェアの初期能力を完全に復活させてくれました。

 ・初期撥水能力はすごい。

こんだけ簡単で、リーズナブル&結果も満足いくものなので、
 「このウェア、ボロくなってきたし、そろそろ買い替えしたいけど、金ネーヨ」
って方は一度試してみる価値はある
と思いますね。
むらとも的お勧め度:85点!(お楽しみ度は満点♪)

→飽きさせませんNIKWAX
追加情報 1.白い液に手を突っ込んだら、あっという間に手も撥水加工完了です。
2.雑巾に撥水加工したら、完璧に雑巾の役割を失います。注意!
3.ということはアレか、世界中にNIKWAXが溢れたら・・・世の中に雑巾がなくなるじゃないか!!

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